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Slack通知機能のUX改善に挑戦してみた #セキュリオ開発インターンを通して学んだこと

この記事は、2026年卒の学生を対象に開催した、セキュリオ開発チームのサマーインターンシップに関する記事です。

今回は、弊社のサービス「セキュリオ」のUX改善を目的としたSlack通知機能の開発の成果及び学んだことについて、インターン生の野村さんにインタビューしました。


自己紹介

野村 優斗 山口大学院・創成科学研究科・電気電子情報系専攻・知能情報メディア工学コース修士1年生。
AIに関する研究で音声情報を拾い、人の代わりに話してくれるようなテキスト音声合成分野のシステムの開発を手掛ける。また個人でもiOSアプリやWebサイトなどの開発をおこなっている。何事にも全力投球の野村さんは、学内の成績で高得点を目指し、学部3年生から修士課程に飛び級することができた。

インターンでの担当業務

インターンで担当された業務を教えてください

今回、セキュリオからSlackに通知を送る機能のUX改善を担当しました。

UX改善とのことですが、具体的にどのような課題があったんでしょうか?

セキュリオでは、基本的に管理者側でセキュリオからの通知設定を行います。しかし、受講者側でも通知設定を行えるため、当該の設定が競合し、一部の受講者に通知が届かない状態となっていた場合に、大事な通知を一部の受講者が受け取れないといった課題がありました。特に、eラーニングを配信したときに、受講必須としていても通知が受け取れないことからeラーニング配信に気づいてもらえず、その状態の改善についてお客さまから多くの要望が寄せられていました。
そこで今回、eラーニングの配信設定画面から、受講者全員が通知を受け取れるような仕様を開発しました。

具体的に取り組まれたことを教えてください

前述の課題を踏まえて、2つの改修に取り組みました。
1つ目は、セキュリオ全体の通知設定画面で固定されている通知設定に関わらず、eラーニングの配信設定時に全体に配信できるような設定を行えるようにしました。
2つ目は、メール通知とSlack通知の設定が同期する仕様になっていましたが、メール通知とSlack通知を個別に設定できるUIに改修しました。
私自身にも実装経験があったため、個人的に着手のハードルが低かったフロントエンドから取り組みました。
想像していたよりコードのボリュームが遥かに多かったため、実装する上で必要な部分を読み解いた上で、自分なりに組み立てて実装していきました。
また、コードの書き方が属人的にならないように、既存のコードの書き方に合わせて組み込むように心掛けました。

インターンを通しての気付きや学び

業務を通じて得られたことを教えてください

今回、実際に社会で利用されているサービスの開発に関わることで、仕事に取り組む責任や緊張を身をもって実感することができました。また、Next.jsやGo言語、GraphQL、Dockerを利用した開発経験や、GitHubを利用した実践的な開発フローに取り組むなど、貴重な経験を積むことができました。
今回のインターンでは、実装した機能のリリースまでは至ることが出来ませんでしたが、実務と同様に取り組めたことが良い経験になりました。読みやすいコードにするためにはどうしたらいいか、アプリケーション全体のアーキテクチャを意識しながら工夫して書けたことも学びに繋がりました。

LRMでのインターンは働きやすかったですか?

LRMの社内コミュニケーションチャットには、社員それぞれが自己の考えや学びなどを呟く「times」というチャネルがあるのですが、私も自身の「times」を作り、そこにカジュアルにメモ書き感覚でアウトプットすることで自分の頭の整理に繋がり、理解が深まりました。また、そのアウトプットに対して、メンターの齋藤さん(リードエンジニア)がすぐにフィードバックしてくださり、さらに視野を広げることができました。
また、実際の開発現場でタスクがどのような流れでエンジニアにアサインされるのか、最終的にユーザーの元に届いていくのかを知ることができて良かったです。

開発チームのメンバーとして働いたことについてご感想を教えてください

セキュリオをよりよいものにしていくために、ポジション関係なくフラットかつ密に連携しながら、意見を述べ合い改善していく姿勢が印象的でした。
また、業務上でわからないことがあったとき、すぐにメンターの方がオンラインミーティングを繋げてくださりありがたかったです。リモートワークでも滞りなくコミュニケーションが取れる体制が整っていることの大切さを学ぶことができました。

3週間のインターンお疲れさまでした&インタビューへのご協力ありがとうございました。

最後までお読みいただきありがとうございます!